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グラスホッパーの剪定の考え方



夏も終わり秋晴れの気持ちの良い日が増えてきましたね。

最近はガーデニング日和な日々が続いて、気持ちよく作業をさせていただいております。

淵野辺事業所 望月です。

ここ数年は10月になっても残暑が続いていたので、まだまだ暑さとの戦いを覚悟していましたが、

もう既に少し肌寒いくらいですね。

 

それでも、まだまだ雑草や芝生は元気いっぱい。

10月も芝刈りや除草が主な仕事になっています。

一方で、最近ではお客様のお宅に伺うと、夏場にグングン成長した庭木をさっぱりさせて欲しいというご依頼を頂くことも多くなってきました。

 

そこで、今日はグラスホッパーの剪定の考え方(庭木との付き合い方)をお伝えできればと思います。

 

一般的に庭木の手入れをお願いする場合、植木屋さんなどに頼まれる方が多いと思います。

その場合、基本的に年に1~2回だけ作業してもらう場合が多いですよね。

植木屋さんは経験も技術もあるので、1回の作業で庭木のほとんどを綺麗にさっぱりと整えてくれます。

 

ただ、逆に言うと植木屋さんは年に1~2回しかお庭に入ることが出来ないので、

ほぼ全ての庭木を一度にかなりバッサリと切ってしまいます。

植物のことを考えると、庭木の種類によって、切るべき適切な時期や量は異なるのですが、そうもいっていられない事情がある訳です。

 

グラスホッパーでは毎月毎月、お客様の所へ伺わせて頂いているので、木々の成長のタイミングや健康状態に合わせて、なるべく適切な時期に剪定作業を行うよう心掛けています。

 



庭木には人間にも似た1年間のサイクルがあります。

春を感じる少し前に、新芽を芽吹く準備を始めます。

そして春先から夏に向けて葉っぱをどんどん増やしていきます。

そこで増やした葉っぱを使ってどんどん光合成を行います。

光合成の力で成長していくとともに体に力を蓄えていきます。

秋から冬にかけては成長も緩やかになって、寒い冬をじっと耐えます。

 

そのように考えると、夏前にグングン成長してきた枝葉をみて「バッサリ短くして欲しい!」という方も多いのですが。。。

実は、植物は夏こそ葉がたくさん必要で、それでもバッサリ切ると植物に相当なダメージを与えているんですよね。

 

グラスホッパーでは夏場は景観を大きく乱している徒長枝を取ったり、

枝先を揃える程度の軽い剪定にとどめています。

人間にとっては邪魔だなあという枝も、植物にとってみれば必要だから伸ばしているはずです。

そうはいっても人のお庭に植わっている以上、お客様と共存共栄していくことが重要で、

そのために私たちが少しハサミを入れさせてもらうこともあります。

 

そして比較的、庭木へのダメージが少ない秋から冬にかけて、丁寧な透かし剪定を行います。

ここでは庭木の健康を守ったり、大きさをどうコントロールしていくかを考えて丁寧に剪定を行います。

それでも毎月毎月作業をさせていただいているので、1回の作業は1時間もしくは2時間の短時間で済みます。

 



そうはいっても、庭木にも1本1本個性があり、これが正解というのがなかなか難しいです。

同じ種類の庭木でも植わっている地域や日当たり、標高などによって様子は異なります。

厳密にいえば、同じお家に同じ種類の庭木が2本植わっていても、植えている場所によって状態が変わってきたりもします。

 

なるべく、お客様にも植物にも優しい作業が出来るようにしたいなあとは思っておりますが・・・

まだまだ修行中で日々勉強させていただいております。

 

グラスホッパーで働く自分としては、毎月お客様の所に伺い、植物の成長にあわせてお手入れさせていただけるなんて、ありがたい仕事だなと日々感じています。

おそらく植木屋さんでも、本当は年に1回バッサリ切るのではなく、毎月毎月お手入れ出来るなんてうらやましいなあと思われる方も結構いらっしゃると思います。

 

さあ、これからは剪定シーズンがやってきます。

そろそろ庭木のお手入れをしなければとお考えのお客様、

グラスホッパーのお手入れサービスに関しては、まずはお見積もりと併せて丁寧にご要望を伺いますので、是非ご連絡をお待ちしております!
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